
Vtuber(バーチャルYouTuber)の人数は、2022年11月28日時点で2万人を突破しています。また、2022年6月には516人のVTuberがデビューしており、多くの方がVTuber/Vstreamerとして活動を開始しています。
2023年時点の登録ベースで、1万5000人以上が「Vtuber」として活動しております。
VTuberは、日本のアニメやポップカルチャーの人気も手伝って、比較的早い時期に海外でも話題を呼びました。
今からVtuberになるために
必要なものを買い揃えたり、準備に何が必要かわからない方の為に、今Vtuberを始めるために最低限必要なものをまとめてみました!
必要なもの1. PC(またはスマホ)
Vtuber活動には動画編集や配信が必要なので、それに耐えられるスペックのPCが推奨されます。
最低限のスペックの目安:
CPU: Intel Core i5 / Ryzen 5 以上
メモリ: 16GB以上推奨(最低8GBでも可)
GPU: GTX 1650 以上(Live2Dや3Dモデルを動かすならRTX 3060以上推奨)
スマホだけで始める場合:
iPhone(iPhone X以降ならFaceIDでトラッキング可能)
Androidでも可能だが、精度が低くなることが多い
必要なもの2. VTuberモデル
Live2Dモデルまたは3Dモデルが必要になります。
Live2Dモデル(2Dアバター)
絵師に依頼するか、自作(Clip Studio Paintなどで描いてLive2D Cubismで動かす)
価格は2万〜10万円以上(商業向けだと20万以上)
3Dモデル
無料で始めるなら: VRoid Studio(簡単に3Dモデル作成可能)
有料で依頼するなら: BlenderやVRoid Proの3Dモデラーに依頼(10万〜30万以上)
モデルを購入できるサイト:
オリジナルイラストとLive2Dモデルのデジタルマーケット【nizima】自身でLive2Dを作成できるソフト:
【Live2D Cubism】必要なもの3. トラッキングソフト(顔・体を動かすため)
モデルを動かすためのソフトが必要です。
Live2Dの場合:
- 無料: VTube Studio(人気No.1)
- 有料: PrprLive, Animaze(追加機能あり)
3Dの場合:
- 無料: VSeeFace(精度が高く人気)
- 有料: Luppet, FaceRig, VUP
必要なもの4. 配信ソフト(動画・配信に必要)
OBS Studio(無料)
- YouTubeやTwitchでの配信に必須
- 画面のレイアウトやエフェクトを自由に設定可能
必要なもの5. マイク & オーディオ機材
最低限、クリアな音質のマイクが必要です。
おすすめのマイク:
- 安価: FIFINE K669B(5000円前後)
- 中級: Audio-Technica AT2020(約1万円)
- 高級: Shure MV7, Blue Yeti(2万円以上)
オーディオインターフェース(YAMAHA AG03など)があると音質向上&BGM調整が可能。
+ あると便利なもの
・背景透過ソフト: NVIDIA Broadcast(背景を消せる)
・ボイスチェンジャー: Voidol(男声→女性声変換など)
・BGM & 効果音: DOVA-SYNDROME(無料BGMサイト)
・サムネ作成ツール: Canva, Photoshop
【まとめ】最低限必要なもの
・PC(またはスマホ)
・VTuberモデル(Live2D or 3D)
・トラッキングソフト(VTube Studioなど)
・配信ソフト(OBS Studio)
・マイク(FIFINE K669Bなど)
「とりあえず低予算で始めたい!」なら、
- スマホ & VTube Studio(無料!)
- VRoidモデル(無料!)
- OBS Studio(無料!)
- 安価なマイク(5000円前後!)
このセットでスタートが可能です!
プロのillustratorさんやLive2Dのモデリングを依頼したほうがより魅力的なアバターを作成でき、他のライバーとの差を付けたいならどこまで費用を掛けれるかなど考慮が必要ですね。
また、活動を行う配信媒体によってはその界隈での流行等も考慮し、自分に合ったアバターでVtuber活動を始めてみましょう!